要約するとヤマギシ会というカルト組織の実態をあばく本です。
実をいうと、ヤマギシ会はまったく知らなかったので
本当にこんな薄気味悪い組織があるのか
フィクションの小説か?と途中で疑ったほどです。
図書館でふと手にとって一気に読んでしまいました。
ライターが実際に洗脳訓練である「特講」に潜入して書き綴っていたり、
じんわり肝が冷えるような内容でした。
ヤマギシ会(村)は表面上「お金の要らないユートピア」であり、
食事は共同食堂で食べお風呂も共同、
服も下着以外はすべて共同で村の中で暮らす分には一切のお金を必要としない。
ゆりかごから墓場まで保証されるという。
その実態は、村人は無報酬で働き、
村に入るときに一切の財産を村に明渡すため
もし村から出たら家すら何もなくなってしまう。
村民はすべて一体であり皆のために生きる理想主義とは裏腹に
権力は存在し、男尊女卑、男性の浮気があたりまえなのだと。
自ら入村した大人たちに同情はしがたいが、可愛そうなのはその子ども達。
子どもは5歳になると親から離され、
施設にいれられたあとは日常的に虐待をうけるのだと。
親にうったえても、ヤマギシ会を信じきっている親は
逆にヤマギシ会に報告して、さらにひどい虐待をうけ親を信用しなくなり
精神的苦痛により身体が成長しにくいという異常状態にもなるという。
ヤマギシの高校は名ばかりで、卒業照明は与えられず
授業は実務だけ。つまり農作業をやらされるのだそうです。
それが囚人環境ならいざ知らず
周りの大人たちはここがユートピアだと信じているから
そら恐ろしいですね…。
ニコニコしながら「善意で」強制させるのはまるで悪夢ですね。
利己的でも資本主義のほうが自由だわ。
あー頭痛くなった!o(`ω´*)oぷんぷん。
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